東洋医学では昔から「上半身が涼しく、下半身が温かい」状態が健康的だといわれていました。
いわゆる「頭寒足熱」です。頭寒足熱だと、内臓も活発に機能し、脳もしっかりと働いている状態になります。
しかし、現代社会では、頭寒足熱の逆の人が増えています。つまり、頭部(上半身)がうっ血してのぼせ、下半身が冷えている人です。いわゆる「下半身冷え」とも呼ばれています。
その原因の一つが、骨盤と股関節の柔軟性が失われ、硬くなっていることです。骨盤や股関節のまわりの筋肉が硬かったり、歪んでいたりすると、筋肉や神経の働きが低下し、血流が悪化。下半身に十分な血液が行き渡らなくなります。
骨盤と股関節の歪みを整えて柔らかくするのにピッタリの体操が、
イルチブレインヨガの[つま先たたき]です。
調和とバランスの感覚を取り戻すナチュラルヨガならではの効果的なエクササイズとして、健康雑誌の特集でも取り上げられています。イルチブレインヨガではつま先たたきなどの簡単な体操で、気エネルギーを足のほうに下ろしていきます。全身の気血循環をスムーズにし、冷え改善へと導きます。