ブレイン体操は、気血循環を良くし、慢性疲労を解消するのに役立ちます。気血循環とは、気エネルギーと血液の循環のこと。ブレイン体操で気血循環をスムーズにすることは、成人病(生活習慣病)の予防にもつながります。
成人病の多くは、血管が詰まることに起因します。建築してから30年、40年を過ぎた建物の水道管が大量の錆(さび)で詰まるように、人間の血管も内壁にコレステロールがたまり、血管が狭くなりがちに。
血管が狭くなると、血圧が上昇。血液の流れが滞ります。手足が冷たくなって、肩もこりやすくなります。いわゆる慢性疲労に苦しめられるのです。
血管の流れをスムーズにするブレイン体操が、「腕の振りおろし」です。腕を振りおろすことで、つまった血管の流れを良くし、全身の気血循環を助けます。細胞や毛細血管一つ一つの感覚を目覚めさせてくれるブレイン体操です。
腕の振りおろす時は、全身の力を抜いて肩、膝も一緒に上下に揺らします。この動きをリズミカルに繰り返すことで、気分もよくなり、脳がリラックスします。

腕の振り下ろし

腕を振るブレイン体操で慢性疲労を解決

① 足を肩幅に広げ、ヒザを軽く曲げます。
② 背すじを伸ばし、両手を脇の下に持っていきます。
③ 手を上から下に振りおろします。10回繰り返します。
④ 軽く水滴をはじくように指先を振りおろします。
⑤ 腰を左側に軽くねじって10回繰り返し、右側も同様に行ないます。

【ポイント】関節を傷める場合もあるので急にひじを伸ばさないように注意します。ヒザに反動をつけながらリズムに乗って振り下ろします。

【効果】全身の関節をほぐします。手足が冷たい時や皮膚が荒れている時に行なうと効果的です。

出典: ブレインメディア

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