人間には食べる楽しみがあります。いくら楽しくても、食べ過ぎると肥満になり、さまざまな病気を引き起こします。健康のために食べる量を控える人々も増えていますが、食事のコントロールはとても難しく、却ってストレスになることも少なくありません。では、食べすぎを抑えるには、どうしたらよいのでしょうか?
ダイエットのための食習慣を身につける
昔から少食が健康と長寿に良いとは、よく言われることです。しかし、食べる量が少ないと脳は満腹だという信号を発しないため、満足感を得ることができません。食事を制限するには、強い意志を持つことが必要であり、ダイエットが成功しない理由もそこにあります。食事の量を減らすためには、食事の習慣を見直すことから始めましょう。
健康なダイエットのための食習慣
- ゆっくり食べてよく噛んで食べる。
- 1日に水をコップ8杯以上飲む。
- 会話を交わすなど、楽しみながら食べる。
- ファーストフードは控える。
- 食べる量を減らしても、雑穀、野菜、果物など必要な栄養分を減らさない。
- いきなり食べる量を減らそうとせず、徐々に少なくしていく。
- 無理をせず食事そのものを楽しむ。
食欲をコントロールするブレイン体操
食習慣の見直しとともに、食事の量をコントロールするためには、食欲を減らすこと、つまりは空腹感を減らすのが理想的です。満腹感を調整できるブレイン体操を行うと、食欲のコンロトールに役立ちます。
腹部内の下垂した内臓を正しい位置に戻します。内臓機能が改善し、胃腸から脳へつながる食欲中枢のエネルギーの流れをコントロールできます。
② 脊椎とひざは真っ直ぐに伸ばし、足の裏は床から離れないようにします。
③ 頭はできるだけ上げ、呼吸の調節とともに下腹の皮を出したり凹ませたりします。