ダンスを上手に踊るうえで決定的に大事だとされるのが「体幹」です。体幹をしっかりと支えることで、メリハリのついた動きができ、自分の体を音楽のリズムに思いっきり乗せることができます。

猫背気味の姿勢で踊ることが多いヒップホップも、実は体幹が極めて重要だとされます。体幹の筋肉を働かせることで、肩の力を抜き、胸から上を柔らかく動かすことができるのです。

ラテン系のダンスも同様です。アルゼンチンタンゴでは、片足で体重を支えなければならない場面が多いです。片足で立った状態で、もう一方の足を高く跳ね上げるには、体幹の力が必要になります。

バレリーナのエレガントかつ凛とした美しい姿勢も、それを支える強い体幹があってこそ成り立ちます。

ダンスのトレーニングをするにあたっては、意識的に体幹を使うことが何よりも重要だといいます。内側の筋肉(インナーマッスル)をしっかりと働かせて、激しい動きのときも体の軸がぶれないように心がけるのです。体幹を意識しながら踊るのと、そうでないのでは、上達のスピードに大きな違いが出るそうです。

体幹がしっかりしていれば、それだけ手足が自由に使えますし、関節の可動域も大きくなります。これは、日常生活の動作にも当てはまります。強い体幹は、関節痛や捻挫(ねんざ)などのトラブルを防止するのにも役立ちます。いわゆる「ロコモ」にならないためにも、いつも体幹を意識して強化することが大切です。

<おすすめの体幹トレーニング>
皿まわしエクササイズ
https://www.brain-training.jp/archives/3495

エビ丹田たたき
https://www.brain-training.jp/archives/1482

バイシクル・エクササイズ
https://www.brain-training.jp/archives/2579

参考:https://www.brain-training.jp

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