ポジティブなイメージを描くことは、様々なメリットがあると言われています。
その一つが、免疫力の活性化です。
免疫力がその人の心理状態の影響を受けるというのは、多くの専門家が認めているところです。
「病は気から」という言葉の通り、気持ちが凹んでいると、免疫力がダウンして、風邪にもかかりやすくなりますよね。
メンタル面と肉体的な健康については、実は100年近く前から研究が行われています。
日本では1919年、石神亨博士が、精神的ショックを受けた人は肺結核になりやすいという傾向を発見しました。
近年では、ガンの発症とメンタルの関係も様々な研究で裏付けられており、アメリカのカール・サイモントン博士の調査では、死別、離婚、破産などの大きな精神的ショックを経験していると、ガンになりやすいことが分かっています。
イメージによって不調を改善する「イメージ療法」というジャンルについての認知も広まってきているようです。
イメージ療法とは、精神神経免疫学の理論に基づき、肯定的で心地のいいことをイメージすることで免疫力を高めようという心理療法の一法です。
脳教育の世界では「脳は現実と想像を区別できない」という点がよく強調されます。
例えば、梅干しのようなすっぱいものを思い浮かべると、口の中につばが広がりますよね。これは、脳が現実と想像を区別していない証拠です。
自分が幸福や成功を掴んでいることをイメージすれば、脳がそれを現実であるかのように受け止めて、「幸せな脳」「成功している脳」へと切り替わってくれる—。
そして、それが幸せや成功を具体化してくれる、というのが、引き寄せの法則の大事な側面でもあります。
いつも自分に自信を持って、ポジティブなことをイメージしていきたいですね。