イルチブレインヨガのベーシックなエクササイズのひとつ、「丹田たたき」をご紹介します。レッスンでは準備運動として行っています。丹田は、へその下5センチのところからさらに奥へ5センチほど入ったところにあるエネルギーセンターです。下腹にある丹田を強化すると、エネルギー循環がスムーズになります。
健康な暮らしのためには、腸の健康がとても大事です。食習慣が不規則だったりストレスを抱えていたりすると、内臓のエネルギーバランスが崩れやすくなります。お腹を触ると冷たくて硬いという方は、バランスが崩れている可能性があります。
また、複雑な人間関係やあふれる情報の中にいると、自分自身の中心がわからなくなってしまいます。体と心のエネルギーが乱れると、不安になったり体調を崩しやすくなるのです。
丹田たたきをすると、体のあちこちに分散されていたエネルギーが、体の中心である下丹田に集まります。腸には全身の3分の2の血液が集まっているので、丹田をたたくことによって腸が刺激されると、血液とエネルギーの循環がスムーズに。循環がよくなって腸の働きがよくなると、代謝がアップし、ダイエットにもつながります。
初めての方は、「お腹を叩くの?」とびっくりされるかもしれません。また、丹田たたきには、手のひらで叩く方法と拳を握って叩く方法があり、とくに手のひらで叩くときは大きな音がして驚かれることもあります。しかし実際に叩いてみると、それほど痛くはありません。体が硬い方でも運動が苦手な方でも誰でもできて、簡単に体も心もスッキリする、会員の皆様に人気のエクササイズです。
記事参考:https://ilchibrainyoga.com/blog